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ブルーバック紙とは?

ブルーバック紙は、裏面が青く着色された印刷用紙で、主に屋外広告やポスターに使用されます。青い裏面が光を透過しにくくし、下地が透けるのを防ぐ効果があります。

ブルーバック紙は、一般的に木材パルプを原料としたコート紙で、片面が白色でコーティングされ、もう片面が青く着色されています。青い裏面は光を遮断するため、鮮明な印刷が可能です。

ブルーバック紙は、特に屋外での使用に適しており、広告掲示板やポスターに多く使われます。屋外広告では、貼り付ける場所の下地が透けて見えないようにすることが重要です。ブルーバック紙の青い裏面は、この透けを防ぎ、印刷されたデザインが鮮やかに保たれるように設計されています。さらに、紙自体が耐水性や耐候性に優れているため、雨や紫外線に晒される環境でも、長期間にわたり色褪せや劣化が少なく、広告としての機能を維持します。加えて、ブルーバック紙は、大型ポスターや広告の印刷にも広く使用されます。通常のコート紙では、印刷したポスターを複数枚つなげて貼る際に、下地が透けて継ぎ目が目立つことがありますが、ブルーバック紙を使用することで、継ぎ目が目立たず、きれいに仕上がります。また、ブルーバック紙はその高い不透過性を活かし、ポスターの裏面に既存の広告やグラフィックがあっても、きれいに重ね貼りできるのが特徴です。このように、ブルーバック紙は屋外広告やポスターにおいて、視覚的なインパクトを確保するための重要な資材です。



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